もし実際に、東海地震が発生したらどうしたらいいのでしょう?テレビやインターネットで色々な情報は見聞きしていますが、いざ自分が遭遇すると、冷静には行動できないものです。いつ被災しても慌てないように、場面別の対処方法を以下に整理してみました。

落下物・転倒物から身を守りましょう
まずは、グラッときたらすぐ机の下に入り、その脚をしっかりつかみましょう。それが無理なら、座布団やクッション等で頭部を守りましょう。壁から物が落ちたり、家具や電化製品が倒れてきたり、ガラス片が飛び散ったりします。その危険からまず身を守りましょう。
【就寝中】
布団を頭からすっぽりかぶり頭を守ります。地震直後は、停電に加え室内の状況が大きく変わり、怪我をするケースも多いため、枕元に「携帯ラジオ」「スリッパ」「懐中電灯」を用意しておくと安心です。尚、昭和56年以前の木造建築物は耐震性が劣るケースが多いため、耐震検査のうえ必要な補強工事を行う、(建物の倒壊を想定し)2階を寝室とする等の配慮も必要です。
【お風呂やトイレに入っている場合】
風呂場やトイレは狭い空間を四方の柱で支えていることから、家の中でも比較的安全な場所であるといわれています。このため。慌てて飛び出さずに、ドアや窓を開けて出口の確保をしましょう。なお、震災後の断水を想定し、お風呂の水やトイレタンクの水は流さないようにしましょう。後々、役に立つケースが多々あります。
【調理中】
これまでは、まず「火を消すこと」が最優先とされてきました。しかしながら、最近の都市ガスは、大きな揺れを感知すると、自動的にガスの供給をストップするマイコンメーターの設置がすすんでいます。無理に消そうとすると火傷の恐れもあるので、まずは、机の下などに隠れ、揺れがおさまったら速やかにガスの元栓を閉めましょう。
【集合住宅では・・】
余震などで柱が歪んむこともあることから、まず、ドアや窓を開けて非常口を確保しましょう。避難には、高層階でもエレベーターは絶対に使わないようにしましょう。停電や故障で閉じ込められる可能性があります。また、火災の際には、炎や煙に巻き込まれないよう、口にハンカチやマスク等をあてながら、低い姿勢で階段を使って避難しましょう。
地震直後には、食器・置物・お酒などのガラス片が床に散乱しています。家族の安否確認に気をとられ、足を怪我するケースが多々ありますので、スリッパ(なければ重ねた厚手の靴下)を履くようにして下さい。特に暗闇の中では足元が全く見えません。