東南海・南海地震の被害想定① 建物倒壊

それでは、東南海・南海地震が実際に発生した場合、被害はどの程度になるのでしょうか?過去の地震災害の状況をもとに、「東南海、南海地震等に関する専門調査会」が発表した数値をご紹介します。

(朝5時に発生したと想定した場合)

【建物倒壊】 約35万棟

激しい揺れのほか、液状化現象、津波、火災、がけ崩れ等の理由から建物の全壊は約35万棟にも及ぶと想定されています。揺れ以外の理由が約半数を占めることから、耐震補強のみならず、地盤そのものや津波への事前対策が必要不可欠と考えられます。また、火災についても、被災時の風の強さや火気類の使用状況によっても左右されることから、冬場や食事時等で火を使用する等の条件が重なった場合は被害が拡大します。

東南海・南海地震の被害想定(建物)

東南海・南海地震の被害想定(建物)

※津波防止のため海岸沿いや河川に水門を設置していすが、地震の揺れで閉鎖できなくなる可能性があります。この場合、津波被害は約4割増加します。

※震度6強程度揺れる地域を対象としていることから、震度6弱未満の地域も含めると倒壊被害は2割以上増加します。

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