★東南海・南海地震の可能性

「東海」「東南海」「南海」地震の同時発生 27府県に被害

政府の中央防災会議は、駿河湾から四国沖に震源域がつらなる「東海」「東南海」「南海」の3地震が同時発生した場合の都府県別被害想定を4月に公表した。9月には、この想定に基づき広域の総合防災訓練を実施する。3地震が同時発生すると、関東以西の27都府県に被害が及ぶ。新たな広域型の防災計画策定が急務だ。 東海、東南海、南海地震は、駿河湾から四国沖にかけての海底に延びる南海トラフ(浅い海溝)を震源とする...

関東から四国で大地震のリスク上昇

政府の地震調査研究推進本部は20日、全国地震動予測地図を更新、各地が今後30年以内で震度6弱の強い揺れに見舞われる確率などを公表した。関東から四国にかけての太平洋側で確率が最大2ポイント程度高くなった。予測地図は2005年の公表以来、毎年更新している。  都道府県庁所在地別では、それぞれ市役所のある場所で、30年以内で震度6弱の揺れに見舞われる確率が最も高いのは、静岡市の89.8%(前年比0...

東海、東南海、南海の3地震連動 死者数は約2万5千人

発生すれば大きな被害が想定されている東海、東南海、南海の3地震。連動して発生した場合、東海3県では最大で死者数が4500人に上るなど、これまで試算されていた別々での発生より、大きな被害を受けることが中央防災会議の試算でわかった。こうした想定を受け、国は今年の防災の日(9月1日)は、3地震が連動して発生という初めての想定で訓練をする。  中央防災会議の試算は、3地震の発生は、午前5時で、風速...

東海・東南海・南海地震 予測への取り組み

東海地方の陸域から紀伊半島沖、四国沖に震源域が連なる南海トラフの海溝型地震は、どんなメカニズムで連動型の超巨大地震になるのかを探ろうと、文部科学省は新規プロジェクトとして「東海・東南海・南海地震の連動性評価研究」を平成20年度予算案から盛り込んでいる。24年度までの5年計画で海底の観測網を大幅に拡充し、3地震が連動する可能性や地震、津波被害の高精度予測などを目指している。 【マグニチ...

東南海・南海地震の被害想定③ 避難生活者

それでは、東南海・南海地震が実際に発生した場合、被害はどの程度になるのでしょうか?過去の地震災害の状況をもとに、「東南海、南海地震等に関する専門調査会」が発表した数値をご紹介します。 (朝5時に発生したと想定した場合) 【避難生活者】 約500万人 停電や断水等のライフラインへの影響は1000万人規模になると試算されており、完全復旧には、最低数ヶ月~1年余の期間が必要になると考え...

東南海・南海地震の被害想定② 死亡者数

それでは、東南海・南海地震が実際に発生した場合、被害はどの程度になるのでしょうか?過去の地震災害の状況をもとに、「東南海、南海地震等に関する専門調査会」が発表した数値をご紹介します。 (朝5時に発生したと想定した場合) 【死者数】 12100~17800人 激しい揺れによる建物の倒壊、津波、火災、がけ崩れ等の理由から、死亡者数は約17800人にも及ぶと想定されています。激しい揺れ...

東南海・南海地震の被害想定① 建物倒壊

それでは、東南海・南海地震が実際に発生した場合、被害はどの程度になるのでしょうか?過去の地震災害の状況をもとに、「東南海、南海地震等に関する専門調査会」が発表した数値をご紹介します。 (朝5時に発生したと想定した場合) 【建物倒壊】 約35万棟 激しい揺れのほか、液状化現象、津波、火災、がけ崩れ等の理由から建物の全壊は約35万棟にも及ぶと想定されています。揺れ以外の理由が約半数を...

東南海・南海地震の想定震源域は?

東南海・南海地震の震源域はどのあたりと考えられているのでしょうか?過去に発生した同地震の発生状況から、専門家が示す想定震源域を確認しておきましょう。 この海域では、1600年以降、1605年の慶長地震(M7.9)、1707年の宝永地震(M8.6)、1854年の安政南海地震(M8.4)、1946年の(昭和)南海地震(M8.0)が発生しており、いずれも東南海地震と同時、または東南海地震の発生...

100年~150年で繰り返し発生 東南海・南海地震

東南海・南海地震は、過去から繰り返し発生している点は、みなさん既にご存知のことと思いますが、ここ数百年の流れと、現在の状況を把握しておきましょう。  東海~東南海~南海地震の、直近400年の発生状況は上図の通りです。こうして図解してみると、100年~150年単位で定期的且つ同時に起こっている様子がよくわかります。 ◆東海地震  前回の1944年昭和東南海地震では、大きな地震が...