★東南海・南海地震の可能性

東日本大震災前に「ゆっくり滑り」 東南海、南海地震も注意

東日本大震災の本震(マグニチュード=M9.0)が起きる前の約1カ月間に、岩手・宮城沖のプレート境界の震源域がゆっくり滑る現象が2回起きていたことが分かった。本震2日前の最大前震(M7.3)を挟んで発生しており、本震の発生を促す「最後の一押し」になった可能性があるという。東京大地震研究所の加藤愛太郎助教や小原一成教授らが19日付の米科学誌サイエンス電子版に発表した。  東北地方の太平洋側沖合で...

地震調査委員会 地震の発生確率を更新

政府の地震調査委員会は11日、国内の主な地震の発生確率を更新し、1日現在の数値を公表した。1年前と比べて東海地震は30年以内の発生確率が1ポイント増の88%に、南海地震は10年以内の発生確率が従来の「10~20%」から20%程度に、それぞれ上昇した。 東南海地震の30年以内の確率は70%程度で従来と同じ。南海地震も30年以内は60%程度で変わらない。千島海溝沿いの地震の30年以内の確率は、十...

南海トラフ巨大地震 M9、震源域2倍へ想定見直し

東海・東南海・南海地震が起きる南海トラフ沿いの巨大地震の想定見直しを進めてきた内閣府の検討会は27日、3つの地震が連動した場合の想定震源域を従来の約2倍に拡大し、地震の規模を東日本大震災と同じマグニチュード(M)9.0に引き上げる中間報告をまとめた。大きな津波が起きる津波地震との連動も新たに想定。津波の高さや揺れの範囲が拡大するのは確実で、沿岸自治体などの防災対策に大きな影響を与えそうだ。   ...

宝永地震「4連動」「5連動」説 富士山噴火も

西日本における東日本大震災級の大津波地震はこれまで、東海・東南海・南海地震の3連動地震=マグニチュード(M)8・7=のことを指し、国はこの見解にもとづいた被害予測を公表してきた。しかし、国内最大級のM9となった東日本大震災の発生に伴い、国が新モデルを示すなど、現在見直し作業が進められている。その鍵を握るといわれている宝永地震(1707年)の謎に迫った。   ◆定説覆した東日本  江戸...

巨大地震の謎は解明できたのか② 南海トラフ「大連動」

(前回①を読む) 東日本大震災の最大の特徴は海溝付近でプレート境界が大きく滑り、この影響で津波が巨大化したことだ。西日本の太平洋側に伸びる南海トラフ沿いでも、同じメカニズムの連動型巨大地震が起きる懸念が強まっている。  海溝付近では、揺れはそれほどでもないが、海底が大きく隆起して津波が巨大化する「津波地震」が起きる。東北地方では明治三陸地震がこのタイプだ。  海溝付近のプレート境...

東南海、南海等の4連動地震で津波高さ2倍!

今世紀前半に起こるとされる東海・東南海・南海地震について、東京大総合防災情報研究センターの古村孝志教授が14日、京都市内で学術講演した。これまで想定されていた東海、東南海、南海の各地震が同時に起こる「3連動」に加え、東日本大震災のように浅いプレートも動く「4連動」の可能性を指摘、超巨大津波への備えを訴えた。京都大防災研究所自然災害研究協議会主催のシンポジウムで報告した。 東日本大震災では...

東南海地震の観測監視システム本格稼働

数十年以内に発生するとみられる東南海地震をいち早くキャッチできると期待される「地震・津波観測監視システム(DONET)」が本格運用を開始、熊野灘の海底に設置された地震計の観測データが防災科学技術研究所と気象庁へリアルタイムで提供されるようになった。 この監視システムは、三重県尾鷲市の陸上局から、紀伊半島の沖合約125キロ先にかけて総延長約250キロの基幹ケーブルをループ状に敷設し、途中5カ所の分...

「東海」「東南海」「南海」地震の同時発生 27府県に被害

政府の中央防災会議は、駿河湾から四国沖に震源域がつらなる「東海」「東南海」「南海」の3地震が同時発生した場合の都府県別被害想定を4月に公表した。9月には、この想定に基づき広域の総合防災訓練を実施する。3地震が同時発生すると、関東以西の27都府県に被害が及ぶ。新たな広域型の防災計画策定が急務だ。 東海、東南海、南海地震は、駿河湾から四国沖にかけての海底に延びる南海トラフ(浅い海溝)を震源とする...

関東から四国で大地震のリスク上昇

政府の地震調査研究推進本部は20日、全国地震動予測地図を更新、各地が今後30年以内で震度6弱の強い揺れに見舞われる確率などを公表した。関東から四国にかけての太平洋側で確率が最大2ポイント程度高くなった。予測地図は2005年の公表以来、毎年更新している。  都道府県庁所在地別では、それぞれ市役所のある場所で、30年以内で震度6弱の揺れに見舞われる確率が最も高いのは、静岡市の89.8%(前年比0...

東海、東南海、南海の3地震連動 死者数は約2万5千人

発生すれば大きな被害が想定されている東海、東南海、南海の3地震。連動して発生した場合、東海3県では最大で死者数が4500人に上るなど、これまで試算されていた別々での発生より、大きな被害を受けることが中央防災会議の試算でわかった。こうした想定を受け、国は今年の防災の日(9月1日)は、3地震が連動して発生という初めての想定で訓練をする。  中央防災会議の試算は、3地震の発生は、午前5時で、風速...