5月, 2010Archive for

関東から四国で大地震のリスク上昇

政府の地震調査研究推進本部は20日、全国地震動予測地図を更新、各地が今後30年以内で震度6弱の強い揺れに見舞われる確率などを公表した。関東から四国にかけての太平洋側で確率が最大2ポイント程度高くなった。予測地図は2005年の公表以来、毎年更新している。  都道府県庁所在地別では、それぞれ市役所のある場所で、30年以内で震度6弱の揺れに見舞われる確率が最も高いのは、静岡市の89.8%(前年比0.3ポイント増)で、津市の85.9%(0.7ポイント増)、奈良市の67.7%(0.5ポイント増)が続いた。  このほか、東京(都庁付近)は19.6%(0.1ポイント増)、横浜市は66.9%(0.2ポイント増)、名古屋市は45.3%(0.6ポイント増)、岐阜市は17.2%(0.2ポイント増)、和歌山市は48.2%(0.9ポイント増)、大阪市は60.3%(0.6ポイント増)、徳島市は61.2%(1.5ポイント増)、高知市は63.9%(1.6ポイント増)だった。  関東から四国地方にかけて確率が上昇したのは、百数十年周期で起こる東南海、南海地震が起きる確率が時間の経過により、それぞれ約2...

東海、東南海、南海の3地震連動 死者数は約2万5千人

発生すれば大きな被害が想定されている東海、東南海、南海の3地震。連動して発生した場合、東海3県では最大で死者数が4500人に上るなど、これまで試算されていた別々での発生より、大きな被害を受けることが中央防災会議の試算でわかった。こうした想定を受け、国は今年の防災の日(9月1日)は、3地震が連動して発生という初めての想定で訓練をする。  中央防災会議の試算は、3地震の発生は、午前5時で、風速15メートルという想定。日本列島を1キロ四方で区切り、それぞれの震度や地盤の状態、建物の構造や密集度などをもとに、専門家がはじき出した。  それによると、全国の死者数は約2万5千人。全壊する建物は約55万棟。最も死者数が多いのは、静岡県(約8100人)。高知県(約4900人)、和歌山県(約4600人)と続く。  東海3県では、愛知県の死者数が約1900人で、東海地震だけが発生した場合(約500人)の約4倍。東南海地震と南海地震が同時に発生する場合(約1800人)と比べても多い。死亡原因の内訳は、老朽化した建物などの倒壊で約1500人、木造家屋などの火災で約100人、がけ崩れなどの斜...