1月, 2011Archive for

南海地震発生で神戸市にも津波到来!

神戸市は1月27日、同市中央区の旧外国人居留地で、江戸時代に発生した南海地震の津波で堆積した砂の地層が見つかったと発表した。マグニチュード(M)8を超えたとされる1707年の宝永地震か1854年の安政南海地震の痕跡とみられ、市は「南海地震の津波が神戸まで達した証拠。今後の防災につなげたい」としている。   地層は海岸線から約500メートルの同市危機管理センター建設予定地で発見、同志社大の増田富士雄教授(堆積学)が鑑定した。地下約1・5メートルの砂の層で、泥がほとんど含まれておらず、海から運ばれたとみられる。砂粒が南北の方向に将棋倒しに並んでいることから、川などの氾濫によるものではなく、津波の強力な水流に運ばれたとみられる。  この地層の上下に明治期に整地された層と江戸初期の層を確認。堆積物の年代を絞り込んだ結果、宝永地震と安政南海地震のいずれかによる津波の痕跡の可能性が大きいと判断した。  また、砂の層は当時の標高2メートルの部分にあたることも判明。江戸時代の津波被害については、大阪や和歌山などについて文献などに記録が残っているが、神戸が被害にあったことを示...

阪神大震災クラスの大地震で京都市は通行不能

阪神淡路大震災級の地震が京都市を襲うと、市内の約6割の道路が建物倒壊で通行できなくなるという予測を、立命館大文学部の高橋学教授(災害リスクマネジメント)がまとめた。小道が多く残る京都の街並みを考えれば寸断エリアはさらに拡大するとみられ、高橋教授は「交通網のダメージを少なくする対策が被害軽減に欠かせない」と指摘している。 1995年の阪神淡路大震災では建物倒壊で幅6メートルの2車線道路がふさがれたり、塀のがれきで生活道路が閉ざされたりし、消火や救命活動の障害となった。2004年の新潟県中越地震でも橋の多くで道路との段差が生じており、震災時の交通網維持は大きな課題となっている。 高橋教授は耐震性の低い木造住宅倒壊の危険性がある震度6程度の地震を想定、京都市内の道路網への影響を検討した。地理情報システム(GIS)で幅6メートル以下の道路と橋を抽出、航空写真で道路沿いに木造家屋があるかどうか確認し、遮断される可能性の高い道路を地図にまとめた。 右京区の新丸太町通周辺や山科区など昭和40~60年代に急速に開発された住宅密集地、また鴨川付近の繁華街の大部分で道路が寸断されると...