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ハイチ大地震 250年の歪みを放出したプレート型地震

死者20万人超と想像を絶する被害をもたらしたハイチ大地震。 この大地震は、マグニチュード(M)7・0という規模の大きさに加え、震源の深さが約10キロと浅かったことが強い揺れにつながった。 震源地が、人口約200万人が密集して住む首都ポルトープランスから15キロしか離れていなかったことも、被害拡大の原因となった。  ハイチとドミニカ共和国があるイスパニョーラ島は、北アメリカレートとカリブプレートがぶつかり合う「沈み込み帯」のほぼ真上に位置する。 周辺にはいくつかの大きな断層が東西に走っており、今回の地震はそのうちの一つで発生したとみられる。ロイター通信が英国の地震専門家の話として伝えたところでは、この断層は過去250年間、大きな動きを見せておらず、今回の地震ではその間に蓄積された力が一気に放出されたとみられる。地震のエネルギーは、TNT火薬50万トン分に相当するという。  また米CNNテレビ(電子版)によると、ハイチ周辺は世界でもっとも地震活動が活発な地域の一つで、2008年には米国の科学者5人が、イスパニョーラ島南部の断層帯で大地震が発生する可能性を指摘して...