南海地震を想定した中四国の警察による合同災害警備訓練が11月17日、高知市内で行われた。土砂に埋もれた乗用車からの救出救助訓練では実際の車両を使うなど実践的で、参加した警察官は雨の中、本番さながらの真剣な表情で取り組んだ。
合同訓練は06年から実施されており、中四国9県の警察官や県内の消防隊員など約510人が参加。南海地震で震度6強の揺れが襲い、ビルや家屋の倒壊、列車脱線事故などを想定して行われた。
救出救助訓練では、車が埋もれた土砂をシャベルで取り除き、エアカッターで天井部を切り開いて救出。直ちに担架で運んだ。警察官らは「左へ回れ」、「もっと急げ」など指示を出し合いながら、お互いの連携を確かめていた。
高知県警警備二課の林喜幸次長によれば、「災害で最も大事で難しいのは連携。今回の訓練で互いの連携を高め、今後南海地震などに役立てたい」と話していた。