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プレート境界型地震 「東南海・南海地震」

地震にはおもに、「プレート境界型地震」と内陸部の活断層が原因となる「活断層地震」二つのタイプがある。東海地震は前者のタイプにあたります。 海溝やトラフでは、海をのせたプレートが、陸をのせたプレートの下に沈みこんでいる。その際、陸側のプレートの先の部分を引きずりこんでいく。ゆがみが限界に達した時、陸側のプレートがはね上がって、巨大な地震が発生する。これを「プレート境界型地震」もしくは「海溝型地震」といい、以下のような特徴があります。 ●M8以上の巨大地震になる。 ●被害の範囲がとても広い。 ●震源域が海の下なので、海底が動き、大きな津波が発生する。 ●同じような場所で数十~数百年おきに地震が発生する。そのため予測できる可能性がある。   実際に、東海地震~東南海・南海地震のケースでプレート名を当てはめてみると以下のようになります。 ①海側のフィリピン海プレート(1)が毎年数cmの割合で陸側のユーラシアプレート(2)の下方に潜り込む。 ②ユーラシアプレートの先端部が引きずり込まれることでひずみが蓄積する。 ③ひずみが限界に達すると、ユーラ...

地球の4つのプレートが交差 地震大国「日本」

東南海・南海地震のメカニズムを知るには、まず日本で起こる地震の仕組みそのものを知る必要があります。既にご存知の方も多いとは思いますが、今一度、復習してみましょう。 日本は世界でも有数の地震国です。震度6弱以上の大きな地震が、2000年からほぼ毎年どこかで起こっています。2008年7月には岩手県でマグニチュード(M)6・8の地震(最大震度6強)、2009年8月には駿河湾沖の静岡地震等が記憶に新しいところです。どうしてこんなに地震が多いのでしょう。日本に住む限り、私達は地震を避けることはできないのでしょうか? 【地震は日本の宿命】 結論を先にいえば、日本は地震が多発する宿命にあります。それは、地球上で有数の地震発生地帯にあるためです。地球は、陸や海をのせた十数枚のプレート(岩板)で覆われていますが、各プレートは、それぞれちがう方向に年間数センチの速さで動いています。そのため、プレートどうしが押したり引いたりする巨大な力が働き、互いにせめぎ合い、この力が地震の原因となります。 さらに日本は、北米(北アメリカ)プレート、ユーラシアプレートなど、四つものプレートが集まる「プレ...